ペット飼育放棄の現状について
すべての犬猫に幸せな未来を保護と譲渡の現状と取り組み


日本では、ペットの飼育放棄が深刻な社会問題となっています。毎年、多くの犬や猫が飼い主によって捨てられ、新しい家を見つけることができないまま、保護施設に収容されています。この現象の背後には、飼い主の責任感の欠如や経済的な理由、そしてペットの高齢化による介護負担など、さまざまな要因が存在します。


平成16年〜令和3年度の犬猫の引き取り及び処分状況

年度合計
引取り数処分数引取り数処分数引取り数処分数
返還・譲渡数殺処分数返還・譲渡数殺処分数返還・譲渡数殺処分数
平成16年度181,16725,297155,870237,2464,026238,929418,41329,323394,799
平成17年度163,57824,979138,599228,6543,936226,702392,23228,915365,301
平成18年度142,11028,942112,690232,0504,427228,373374,16033,369341,063
平成19年度129,93729,94298,556206,4126,179200,760336,34936,121299,316
平成20年度113,48832,77482,464201,6198,311193,748315,10741,085276,212
平成21年度93,80732,94464,061177,78510,621165,771271,59243,565229,832
平成22年度85,16633,46451,964164,30811,876152,729249,47445,340204,693
平成23年度77,80534,28243,606143,19512,680131,136221,00046,962174,742
平成24年度71,64333,26938,447137,74514,858123,400209,38848,127161,847
平成25年度60,81132,09228,570115,48416,32099,671176,29548,412128,241
平成26年度53,17331,62521,59397,92218,59279,745151,09550,217101,338
平成27年度46,64929,63715,81190,07523,03767,091136,72452,67482,902
平成28年度41,17530,50010,42472,62426,88645,574113,79957,38655,998
平成29年度38,51129,9558,36262,13726,96734,854100,64856,92243,216
平成30年度35,53528,0327,68756,40425,63430,75791,93953,66638,444
令和元年度32,56127,1265,63553,34225,93627,10785,90353,06232,742
令和2年度27,63524,1994,05944,79825,38519,70572,43349,58423,764
令和3年度24,10221,5182,73934,80523,11211,71858,90744,63014,457
令和4年度22,39219,6582,43430,40120,4719,47252,79340,12911,90


※環境省自然環境局 総務課 動物愛護のサイトより引用。
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html


このデータからもわかるように、毎年数万匹の犬や猫が保護施設に収容されています。
年々減少傾向にあるものの、依然として多くのペットが新しい家を見つけることができずにいます。

問題の背景について
Problem

飼育放棄の原因はさまざまです。経済的な理由でペットを飼い続けることが困難になる場合や、飼い主の高齢化による介護負担、ペットの高齢化に伴う医療費の増加などが挙げられます。また、ペットの行動問題やしつけ不足も飼育放棄の一因となっています。

経済的な理由

飼育にかかる費用は、食事や医療費、予防接種、ペット用品など多岐にわたります。特に高齢ペットの医療費は高額になることが多く、経済的に困窮した飼い主が飼育を放棄せざるを得ない状況が見られます。

ダウンロード (4)

高齢化による介護負担

日本の高齢化社会に伴い、ペットの飼い主も高齢化が進んでいます。飼い主が自身の健康問題や介護問題に直面することで、ペットの世話が困難になるケースが増加しています。

ダウンロード (5)

ペットの高齢化と医療費の増加

ペットの寿命が延びる一方で、高齢ペットの医療費が増加しています。これにより、ペットの介護や医療費の負担が重くなり、飼い主が飼育を続けることが困難になるケースが増えています。

ダウンロード (6)

問題の解決策に向けて
Solution

解決策に向けて この問題に対処するためには、私たち一人ひとりができることがあります。まず、ペットを飼う前に十分な責任と覚悟を持つことが重要です。さらに、避妊・去勢手術を行うことで、不必要な繁殖を防ぐことができます。以下に、具体的な対策を示します。

1. 避妊・去勢手術の推進

避妊・去勢手術を行うことで、望まれない繁殖を防ぎ、野良猫や捨て犬の数を減らすことができます。多くの自治体やNPO団体が無料または低価格で手術を提供しています。例えば、東京都では「東京都動物愛護推進計画」に基づき、避妊・去勢手術の助成金制度を実施しています。


2. 飼育に関する教育

ペットの正しい飼育方法やしつけについての教育を通じて、飼い主の責任感を高めることが重要です。学校や地域コミュニティでの講習会が効果的です。例えば、動物愛護団体「ペットライフサポート」は、学校訪問や地域イベントでの講演を通じて、正しい飼育知識の普及に努めています。


3. 里親制度の充実

動物保護施設で収容されたペットが新しい家を見つけやすくするために、里親制度の充実を図ることが必要です。インターネットやSNSを活用した里親探しも有効です。例えば、全国の動物保護団体が参加する「ペット里親会」は、オンラインでの里親募集を行い、多くのペットが新しい家を見つけています。


美容室2

ペットを守るための取り組み
Attempt

多くの自治体やNPO団体が、飼育放棄を減らすための様々な取り組みを行っています。以下にいくつかの具体例を紹介します。


・東京都の「TOKYOゼロワンプロジェクト」

東京都では、2018年から「TOKYOゼロワンプロジェクト」を実施し、飼育放棄ゼロを目指しています。このプロジェクトでは、無料の避妊・去勢手術の提供やペットの飼育に関する啓発活動が行われています。また、飼い主がペットを手放す際に相談できる窓口を設置し、問題解決を支援しています。


・NPO法人「アニマルレスキュー」

NPO法人「アニマルレスキュー」は、保護された動物たちの里親探しや医療支援を行っています。また、動物愛護教育プログラムを通じて、飼い主の責任感を高める活動を行っています。定期的に開催される里親会イベントでは、多くの動物が新しい家を見つけています。


・ペットライフサポートの「命をつなぐプロジェクト」

「命をつなぐプロジェクト」は、ペットの飼育放棄を減らすための総合的な取り組みです。無料の避妊・去勢手術、飼育に関する教育、里親探しのサポートなど、多岐にわたる活動を行っています。特に、SNSを活用した里親探しのキャンペーンは、多くの注目を集め、実際に多くのペットが新しい家を見つけています。


ドッグスキャン

ドッグスキャンとは、専用の機械でワンちゃん、猫ちゃんの周波数を見ながら今の健康状態を測って、その周波数を健康な周波数に調律します。 ワンチャン、猫ちゃんの感情も分かっちゃいます!

営業時間:10:00~17:00
sample-02
お気軽にお問い合わせください。

お急ぎの場合は電話窓口まで、

お気軽にお問い合わせください。

営業時間 10:00~17:00

Dog&Cat Healty Station ピーサポ

Access


認定NPO法人ピーサポネット

住所

〒812-0053

福岡県福岡市東区箱崎1-10-7-2F

Google MAPで確認する
電話番号

0120-12-8262

0120-12-8262

FAX番号 092-260-7268
営業時間

10:00~17:00

定休日

土,日,祝

メールアドレス

fujino@p-sapo.jp

箱崎駅より歩いて向かえる場所にて、犬や猫の豊かな生活を守るためのお手伝いをしております。高齢者になって新たな家族を迎えたいけれど、病気等の万が一の際に面倒をみられず、引き取り先が見つからないといった問題を防ぐためのサポートをしています。

Dog&Cat Healty Station ピーサポ

営業時間

11:00~19:00

受付時間 11:00~18:00

※ 時間外でも事前にご相談を頂ければ対応をしております。

定休日

お問い合わせ

Contact

ご入力の上、次へボタンをクリックしてください。

    関連記事

    Related